初めて訪れた会場なのですが、席が1列毎に階段一段分上に上がるので、大変見やすい会場でした。
客席はいっぱいでした。在日韓国人の方が多かったようです。
韓国で活躍されている素晴らしい演奏家&教育者の方々の演奏を聴くことができて、とても感激しました。このレベルの演奏を聴く機会はなかなか無いと思います。
合奏、劇、歌、舞、と盛りだくさんで、韓国芸能の片鱗を知る事ができました。
韓国の二胡「ヘグム」(해금)も登場しましたよ。
ヘグムの音を聴いているうちに、去年訪れたソウルの民族楽器屋さんのことを思いだしました。お店にはヘグムやテグム、太鼓類がところ狭しと置かれていて、リクエストをすると、店主のおじさんが気前よく色々な楽器を演奏してくれました。
一緒に行った友人は、ヘグムを弾かせてもらいましたが、耳に心地よい音を出すのは難しそうでした。弦は絹糸を撚ったもので、かなり太いです。千斤も無いので、棹から弦までの距離が二胡よりも離れています。左指の第一関節を曲げて指の腹で弾いているように見えました。弓の動きは二胡と同じですが、小指も弓の中に入れて、毛をしっかり下に押し付けているようです。
ビブラートは常に弦を横に押すのですね〜。
ヘグムを演奏している清楚な女性は、チョ・ヒェリョン [ 조혜령 / Cho Hye Lyung ] さん。韓国国立国楽院のメンバーだそうです。
You tubeでヘグムの伝統音楽を探したのですが、楽器がアップで、手元が見易い名演奏を見つけることができませんでした・・・。
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