芸大の同級生、田中顕次郎君の個展に行ってきました。日本画や立体等も制作しているのですが、箱形の打楽器「カホン」も制作していて、展示されていました。
http://chigasakicajon.net
販売価格3万円代のカホンは叩かせてもらえました。箱の内側ですが、片側には弦が張ってあって、ドラムセットのシンバルのような音がします。反対側は木のとてもシンプルな音色でした。
その隣りにあった黒い墨で描かれた龍の絵のカホンも叩きたかったのですが、それは10万円と高級だったのと、足長さん用だったのでお許しがでませんでした。音だけでも聴かせてもらおう!と思っていたのに、話に花が咲いて、それをお願いするのを忘れて帰ってきてしまったことを後悔しています。
その日はNHK文化センターの指導の帰りで二胡を持っていたのですが、田中君は二胡のことを知らなくて、「音を聴いてみたい」とリクエストがあったので少し弾いてみました。会場にいた幼い女の子が、ぐずって泣いていたのですが、二胡を弾いたらぴたっと泣き止んだんです。それを見た田中君は「本物だ!」と言って、私を認めてくれました。ははは!
大学生の時から全く変わっていない田中君。制作に没頭して、個展の宣伝を忘れてしまった顕ちゃん。学生の時から話題が豊富で面白くて、作品にも迷いが無い感じ。そういうところ、とても素敵です。
彼は茅ヶ崎に住んでいて、作品のモチーフにも茅ヶ崎の海が度々登場します。茅ヶ崎愛が感じられる作品展は、吉祥寺第一ホテル1階「ギャラリーK」で明日(16時)まで開催しています。
お近くにお住まいの方、絵画&カホンにご興味のある方は、是非観に行ってください。
0 件のコメント:
コメントを投稿