「えっ、どうして鳴るの?」と驚いたのですが、同時に「凄い!」と感心してしまいました。
なぜ感心したかというと、別のクラスで「戦馬奔騰」という曲を教えているのですが、その曲中に、両方の弦を同時に弾くところがでてくるのです。両方の弦をしっかり鳴らさないといけないのですが、時々、外弦が鳴らない時があって、どうしよう。。と思っていたところだったのです。
意図せずに両方の弦を鳴らしてしまうその生徒は、普通に1音だけを弾きたいのですが、時々両方の弦を弾いてしまうのです。竹が外弦に当たってしまって、意図せずに鳴っていたのですが、その生徒の動きをよく観察してみました。
そして、家に帰って研究したら、楽に両弦を同時に鳴らせるようになったのです〜!!やった☆ I 君、ありがとう!!
「戦馬奔騰」は人前で数回演奏したことがあるので、そろそろ慣れてきたかな〜、と思って弾いてみるのですが、1回弾くだけで次の日に右手が疲れます。両肘もだる〜くなります。
この曲には色々な奏法がでてくるんですよ。
1、通常の奏法
2、両方の弦を同時に鳴らす:外弦は竹で鳴らします。激しい戦のシーン☆これは曲中に2回登場します。
3、飛び弓:毛をバウンドさせて、「ぱっか、ぱっか!」馬が走っているところを表現します。
4、馬の蹄がぶつかり合う音:外弦を毛で擦って、ギシギシいわせます。
5、馬のいななき
5種類の奏法がでてくる曲って他にあるでしょうか?
皆さん、この曲を演奏される時は、手を痛めないように充分にご注意ください。
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