2012年11月15日木曜日

My憧れ曲☆一枝花☆

私が好きな二胡曲の中に「一枝花」という曲があります。

山東省の音楽を元に作られた曲ですが、とてもパンチの効いた曲です。
私が持っている楽譜では、この曲は二胡検定試験の10級(一番難しい)曲として収められいています。

中国版チャルメラである嗩吶(スオナ)という楽器の曲を二胡曲に改編したので、嗩吶の表現が沢山でてきます。でも楽譜には細かい表現全部は書かれていません。だから、楽譜通りに弾いても、その地方の音楽らしさはなかなか出せないのです・・・。

「秦腔主題随想曲」でもそうでしたが、その地方の民間音楽らしさを表現するのは、とても難しいです(汗)。「一枝花」の場合は、1音1音に張りが必要ですし、特に“こぶし”のような唸るような表現が特徴的で、それを二胡で表現するのは至難の業です。

二胡曲には、民間音楽や地方劇で唄われる曲を元に編曲しているものが多いのですが、そういう曲を練習する時は、私はその地方の器楽曲や民謡等をできるだけ聴くようにしています。演奏家の二胡演奏を聴いて勉強するよりも、より完成のイメージがはっきりするので、練習のしがいがあります。

「一枝花」の場合は、嗩吶(スオナ)の曲や、山東省, 河南省, 東北省辺りの民間音楽のCDを聴いています。参考にしているCDは、HUGOから出ている「一枝花」中国吹管楽曲精選(第二集)。姉がプレゼントしてくれたCDなのですが、☆大ヒット☆でした。
上海音楽院卒の劉英さんが管楽器を演奏しています。



いつもお世話になっている「アジアの楽器図鑑」さんには、嗩吶のふきかた」ページがあります。
ここ、なかなか面白いですよ〜♪



0 件のコメント:

コメントを投稿