コンサートの次の日28日は厳先生の公開レッスンでした。
私は18時半からの午後の部からの参加。
昼の部が終わった後に入れ替えがありましたが、昼の部も午後の部も大盛況で、多くの方が聴講されていました。両方聴講されている方もいて、合計6時間の長丁場になったので、かなりお疲れのご様子でした。
6時間!凄いですね〜。
会場に着いて先生を見た瞬間、驚きました。厳先生はコンサートの時とは別人で、眼鏡にマフラー姿。まるで学生さんのように見えました。これぞ中国人マジック☆
更に驚いたことは、厳先生がご自身の二胡を持って来ていなかったことです。なぜでしょう?そういう先生、今までいたかな・・?馬向華先生もそうだったかな・・?
先生も二胡を持ってきてくれていたら、先生がお手本を弾いて、その後すぐに生徒がそのお手本を真似ながら弾く、というレッスンができたのに・・・。「ちょっと残念」と思いながら聴講しました。
いよいよ私の番です。演奏はとても緊張しましたし、出来も散々でしたが、先生に訊きたかったことを質問することができたので、大満足です。
先生は「火」の中間の自由なテンポの部分の指つかいを、楽譜通りではなくて先生独自の指つかいで演奏されました。その部分に必要な表現を引き出すために、同じ指をすべらせて柔らかさを出していました。受け身ではなくて、自分が表現したいことを頭で描いて実践する、そういう努力をしないとダメなのだな、と感じました。
厳先生は例え上手さんです。
強い一音を出すためにはこういうイメージで!と、人間の動作を例えに使ってくださったので、忘れることは無いですし、イメージを強く持って練習すれば、できそうな気がしました。ちなみに、アップ&ダウンの強烈な一打は、ピストルで撃つ!と鞠をつく!です。バン☆ バシ☆
厳先生が演奏すると、どの生徒の楽器もとっても綺麗な音がでたんですよ。楽器それぞれの魅力を最大限引き出せるかどうかは奏者次第!ということを、あの場にいた全員が感じたことでしょう。
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