2014年3月6日木曜日

弦を探して三千里

現在、胡琴類の弦を研究中です。
実は、Kamanchaの替え弦を日本で手に入れられるようにしたいのです。

Kamanchaは4弦です。弦の長さはバイオリンと二胡の間なので、バイオリンは使えません。付属で付いてきた替え弦は、1セットが楽器製作者オリジナル弦セットで、それ以外にギター弦が二本入っていました。第一と第二はギター弦を使っているようです。でも、あまり音が良く無いんです。響きが弱いです。特に第二が。

Hasanov先生は、バイオリンとビオラの弦を使っていましたが、長さが足りないので、針金を繋いで長さを補っていました。音に影響は無いのかな?とか、なんだか演奏中に切れそうな感じ・・、と心配になりました。Hasanov先生もベストな弦を探しているようで、私が使っている二胡弦に興味があるご様子でした。

これだ!という弦セットを探しだしたら、先生にサプライズプレゼント♡する予定です。
4弦のイメージです。
1:二胡、2:低音二胡、3:中胡、4:チェロ
これでいけるかな〜?

欲しい中胡弦をネットでなかなか探せなかったのですが、中国屋楽器店さんにありました。あとは、チェロの第一弦をゲットします!



楽器の音色は材料次第?

先日、待ちに待った新しいKamanchaがトルコから届きました!


製作者はアゼルバイジャンの方で、私の師匠Hasanov先生が使っている楽器と同じ作者さんです。今回は高価な楽器を購入しました。二胡もそうですが、材料の違いで音色と価格はかなり違います。

初代の私のイラン製Kamancheは、安価なものでした。見たところ、木材の部分はすべて同じ材料で作られているようです。多分、Mulberry(桑)だと思います。


今回の新しいKamanchaは、4種類の木材でできています。


Griff: Anigre wood (アニグレ)

Body: Elm wood (ニレの木の仲間)
Fingerboard: ebony wood (黒檀)
Tuning pegs: Rosewood (ローズウッド)


皮の材質も気になりますよね。


実は高価なKamanchaは、魚の皮を使います。

ネットで調べたところ、チョウザメ(sturgeon)の皮!のようです。
背中のほうの皮を使うそうですよ〜☆




デンペン張り替え完了!

昨日、かなり久し振りにデンペンの張り替えをしました。
竹が擦れるところがすり減って、皮が出て来てしまったんです。

お店に張り替えを頼もうと思ったのですが、楽器にもしものことがあったら・・・、と数週間悩んで、自分で交換することにしました。



★丸のデンペンの張り替え方★

1、硬いヘラ等で古いデンペンを端からそっと剥がす。
2、新しいデンペンをハサミで切る:古いデンペンから形をとる。
3、デンペンの角を作る:電気ストーブに曲げたい箇所をあてると、曲がります。
4、デンペンの切り端を研磨
5、5〜10分してから張るタイプの接着剤を、皮とデンペンにヘラを使ってムラ無く塗る。
6、デンペンを張って、暫く押さえる。

数回すると簡単な作業だとわかりますが、最初からは上手くできないと思います。

今回、弦を外さずに張り替えましたが、弦を外さないでされる場合は、弦をビニール等で巻いて、保護されたほうが良いと思います。接着剤が付いてしまうかもしれませんからね。

張り替えのポイントは、デンペンの角度を二胡の角度までしっかり曲げる、でしょうか。

デンペンは、二胡を販売しているお店でも張り替えてくれます。
手数料は、デンペンの種類にもよりますし、2面か3面か、によっても違うそうですが、大体5000円〜のようです。

2014年3月3日月曜日

豫北レッスン

昨日は張林先生の「豫北叙事曲」レッスンに、レッスン生として参加しました。
今回は5名がレッスン生として参加です。皆さん練習をしっかりしてきていたので、レベルが高かったと思います。

[一]の速さが揚琴と合わず、上手く弾けませんでした。揚琴のテンポが私が練習しているテンポよりもとても遅かったからです。張先生曰く「遅くすれば遅くするほど難しくなるけれど、遅いほうが良い」とのことでした。そのほうが、後の部分との差がより出るそうです。
私のイメージですが、この曲は叙事曲なので、冒頭は「むかし、むか〜し・・・」な感じで静かにトボトボと始めたいです。トボトボ感を出すためには、あまりビブラートをかけたくないのですが、テンポが遅い&ビブラートをかけない、となると、とても演奏が難しくなります。うむ。。。

他に難しいのは、カデンツァと最後の9連符でしょうか。でも、カデンツァの部分は伴奏を気にせずに自由に弾けるので好きです。躊躇せずに思いっきり弾く☆と、とても気持ちが良いですしね。

最後の9連符は、力強さを要求されました。あまり速く弾かずに、ハッキリ一音一音を出した方が良いそうなので、二回目のレッスンまでには、ゆっくり弾けるように練習しようと思います。姜先生は一気に駆け上がるように演奏されるので、私もそう演奏してきました。速く弾いていたものをゆっくり弾くのは難しいので、これから時間をかけて練習しようと思います。

「豫北叙事曲」レッスンの二回目は、3月30日の18時からです。

2014年2月25日火曜日

a-minorはa-minor!

最近、五線譜を使って二胡を教えています。

個人レッスンでは、「Goy Gol 」という曲を教えているのですが、その曲は、A-majorとa-minorがでてきます。主音が同じAなので、そのまま主音をAを同じ指で弾いたほうが弾き易いです。いつまでもa-minorをC長調教えるのはおかしいですしね。

a短調をC長調として教えると、指つかいが違うので、大変なことになります。
A長調→a短調→A長調→a短調・・・と入れ替わる時は、基本的に同じ指つかいのほうが弾き易いですし、それが自然だと思います。

レッスンでは、簡単な音階から始めています。
1、A-major(A長調)音階
2、a-minor(a短調)の3種類の音階:自然的短音階、和声的短音階、旋律的短音階

短調の3種類の音階は重要なので、これは覚えてもらおうと思っています。

人気の曲「チャルダッシュ」を弾くには、この勉強は必須ですね。長調と短調が出てくる曲ですし、短調音階を理解できれば、五線譜でレッスンができます。
クラシックは五線譜で教えたいものです♪




皆の人気者 豫北さん♪

3月2日に張林先生ご指導による「豫北叙事曲」の公開レッスンが行われます。
私も参加しますが、この曲は今までの曲の中で一番人気のようで、レッスン希望者が普段より多いそうです。2回×2班で行うような話もチラホラ。。。

私が演奏した時はピアノ伴奏だったので、揚琴との共演はどういう感じなのかはわからないのですが、なんだかワクワクします。張先生の伴奏が盛り上がっても、音量で負けないように頑張ります☆

こちら↓をご覧下さい。
ラサ企画の張林先生のページ
http://lasa-kikaku.cside.com/zhang-lin/

2014年2月14日金曜日

Hasanov先生の可哀想な二胡さん

Kamanchaの師匠、Hasanov先生も、実は二胡を一台お持ちなんですよ。

「糸巻きが1つしか無かったんだけど、弾けるようにしたんだ」と話をされていらっしゃいました。私は、糸巻きをもうひとつ手に入れて、弾けるようにしたのかと思っていたのですが、そのまま1弦だけで弾いていたようです。その証拠映像がコレ!

Kamançaçı İmamyarın Amerika sərgüzəştləri- [Video]www.azadliq.orgGöy-göl mahnısının sədası San-fransisko məktəblərindən birində gəlir. 10-11 yaşlı məktəblilər azərbaycan musiqisini həm alətlərdə ifa etməyi, həm də oxumağı öyrənirlər

先生が事務所でお話をされている横の壁に、月琴と二胡がありますよね。糸巻きがひとつだけでしょう。もう、先生〜〜!!

私の二胡を弾いてもらったのですが、途中から弓を取ってしまって、外弦だけをチェロみたいに弾き始めたんです。何かおかしいな?と思っていたら、こういうことだったのですね。納得。

これではいかん!と二胡を愛する者として、先生の糸巻きを探そうと思います。次回先生にお目にかかる時は、糸巻きを携えて、先生の二胡を修理しよう!と心に決めました☆

以前、台北に行った時、「百楽琴苑」という楽器屋さんに古琴の備品を買いに行ったのですが、その時、そこで糸巻きや音窓が単独で売っていることを知ったので、そこで手に入れられるのですが、ネット販売はしていないみたいです・・・(涙)とても残念。

百楽琴苑の二胡関係の備品のページ↓
http://baiyue-music.com/procomponent.php?idept=10

また探してみます。日本で手に入れられないかな〜。