2016年1月25日月曜日

久し振りの閑居吟

半年くらい前から「月夜」を教えていたのですが、その間に劉天華の作品の良さと難しさを再確認しました。今年に入ってからは、家で「閑居吟」と「悲歌」を弾いています。どちらも美しいメロディーですが、特に出だしのメロディが綺麗だな〜、と感じます。

「閑居吟」は段落が5つに分かれていて、主の柔らかい旋律が、形を変えて何度も登場します。その間に別の軽快なメロディーが登場して、対比を付けています。それぞれの段落をを上手く弾き分けないと、聴いている人は「いつ終わるの、この曲?エンドレス・・?」と退屈に聴こえてしまうことも。ポジション移動、弓の配分、ハーモニクスや換弦などなど、難しさがたくさんある曲です。

友人が絶賛している汝芸さんの「閑居吟」演奏↓
https://www.youtube.com/watch?v=U71Cky1vYpo

「悲歌」は先生から習ったことがありません。なので、現在、必死に自主練中。
この曲は、劉天華が亡くなるまで弓方向を決められなかった曲です。お弟子さん二人が弓方向を記録した2種類の楽譜が存在しています。お二人が習った時期が違うので、こうなったようです。
私はどちらで弾こうか迷っていて、まずは先に劉天華から指導を受けた沈仲章版で練習しています。弓の切れ目が予想外なところなので、楽譜の指示通り弾くのはとても至難の技ですし、「弓方向を暗譜できないかも・・」と不安に思いながら弾いています。高音を綺麗な音で盛り上げるのも難しいです。“気”を入れないと弾ききれないですね、この曲は。

劉天華先生
(1895〜1932)
「月夜」や「閑居吟」、「悲歌」は、弓を端から端まで使えないと弾けません。必要とされる音量以上で弾けるには、端から端まで使わないといけないんですよね。なので、とても良い長弓練習になると思います。
これからレッスンできちんと指導できるよう、更に練習してみます!




0 件のコメント:

コメントを投稿