この曲の作曲者(陳耀星さん)の息子さんの陳軍さんが演奏しています。作曲者の陳耀星さんは有名な二胡奏者で、音色の艶っぽさはピカイチだと思います。
私、この曲を弾くと、右腕付け根と右腕が軽く痛くなるんです。力みがあるのですね。もっとたくさん練習しないといけません(汗)
この曲にはたくさん奏法が出てきます。
注目してもらいたいのは、1分32秒から登場するパタパタ奏法です。
作者は、琵琶の「十面埋伏」という戦いの曲で表現されている馬の蹄の音を、二胡で出そうと試行錯誤したそうです。しかし、なかなか上手くいきませんでした。悩んでいたある日、偶然弓が弦にあたって、!!!となって生まれたそうですよ。
実はこの奏法は簡単なのです〜。
2分4秒から、内と外弦両方を同時にトレモロで演奏するのですが、これは結構難しいです。両方の音がハッキリと鳴らないといけないのですが、最初はなかなか上手くいきませんでした。毛をピン!と張らないと出ません。
陳軍さんは弓の持ち方を上手くチェンジしていますが、ここまで瞬時に持ち換えられないですよ〜(泣)
凄い早技ですね☆☆☆
私が一番好きなのは、馬のいななきの後の最後のラッパの音です。3分2秒でラッパが登場します。ココ、格好良いです〜〜♡
どうしたら、あんなに弓がバウンドするのでしょう?
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