2012年4月30日月曜日

姜先生と丸二胡

二胡のブログなので、二胡や音楽について書かないといけませんね。

これから、私が持っている二胡について書いていこうと思います。
最初は、現在メインで使用している二胡をご紹介します。

私が現在演奏に使っている二胡は、師匠の姜建華先生が以前使用していた二胡なんです。
私が二台目の二胡を使用していた時のことです。発表会の前に先生から「この楽器で弾いたほうが良いですよ。」と声をかけていただきました。

http://www2.ttcn.ne.jp/jiang/

↑リンクを張っていますが、姜建華胡琴研究会ページの最初の写真をご覧ください。
姜先生が持っている楽器がその楽器です。
丸二胡

同じでしょう~。
筒のところの白いデザインが素敵で気に入っています。
使用している木材は老紅木で、古いものだそうです。
八角形で金属軸。音は柔らかめで、音量は大きいです。

そういえば、ジョージ・ガオ先生からレッスンを受けた時、私がレッスン前に指慣らしをしていると、毎回「あっ、loudな二胡だ!」とおっしっっていらっしゃいました。

私の楽器の音色にご興味のある方は、こちらをどうぞ~↓
赤いドレスを着ているのが丸小野です。

ランベリーズ演奏:「見上げてごらん夜の星を」
http://www.youtube.com/watch?v=1TsHu23zwBI


新しい皮
楽器は譲ってもらってから一回も修理していませんが、実は昨年1月に皮を張り替えてもらいました。

先生から譲っていただいた時は音量は出たのですが、数年経って、少しずつ高音の音量が落ちてきました。皮も少しゆるんできたので、そろそろ皮を張り替える時期が来たのかな・・・?で、意を決し、日本で皮を張り替えてもらいました。
皮を張り替える時、依頼者が皮の厚さをチョイスしなければならいのですが、私は一番厚い皮を選択しました。もともと楽器に張ってあった皮が薄めだったので、厚めにしてみたのです。

張り替えてもらった直後、音量は出ないし音色も悪くて、かなり落ち込みました。
でもコツコツ練習をして、1年と少しでようやく音量がでるようになりました。
コンサートやコンクールに向けて、昨年はかなり練習量も多かったのですが、それでも一年かかりましたね~~。皆様、もし皮を張り替えてもらう時は、皮の選択を慎重にしてくださいね。

先生から楽器を譲っていただく、ということはとても光栄なことです。また同時に責任も感じます。楽器を大切に扱う、ということは、演奏し続ける、ということなので、これからもこの二胡をたくさん弾いてあげようと思います!







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