2017年2月16日木曜日

曹先生弓は弾きやすい!

弓の話

弓がしっくりこないと演奏に集中できないですよね。私は弓に慣れるまで2、3週間くらいはかかるものだと思い込んでいたのですが、この前、そうではないこともある、と知りました。生徒の発表会の2日前に弓をチェンジしたんです。そうしたら、すぐに違和感無く弾けました。

その弓は大好きな曹徳維先生が使っている弓で、一昨年、知り合いの方から紹介されて購入しました。竹の模様が班のような茶色い模様があります。鳳眼というそうです。私の生徒も使っていますが、生徒曰く「この弓を使うと、もう他の弓は使えません。毛も一度も切れたことがないんですよ。」とのこと。私は八角形二胡で、生徒は六角形なのですが、どちらの二胡にも合うので、その部分も良いな、と思います。

弓はコレ!曹先生は鳳眼弓で弾いています。
https://www.youtube.com/watch?v=OCD2AlI6ANs&index=54&list=LLKQC5Xm_BqcC-OC06szxlBQ

価格は少し高めで、中国国内の価格も高めです。でも、本当に弾きやすい弓です♪
楽器もそうですが、価格の違いには理由があるんですよね〜。

曹先生弓を仕入れた方から聞いた面白話を一つ。
中国で弓を売り込んできた人がいて、見本の弓が日本に送られてきたそうです。でもその弓をよ〜く見たら、竹に班模様が描かれていたんです。鳳眼竹を真似して高く売りつけようとした、ということですね。中国らしいエピソードです。
その弓を見せてもらいましたが、かなり下手。「私の方がもっとうまく描けるよ〜ん」と心の中で思いました(笑)ちゃん、ちゃん。

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