上海から新幹線に乗ったのですが、日本人は皆、初めて新幹線に乗るのでドキドキです。でも、姜先生のお兄様が私達を空港まで出迎えてくださって、一緒に新幹線に乗ってくださいました。ホテルで北京から新幹線で到着した学生さん&ママさん、張韶先生のお嬢様、そして姜先生と合流。先生は私達が無事到着したことを喜んで、思わず私に抱きついてきました!揚州の滞在中は地元出身の生徒さんのご家族が私達を接待してくださったので、移動の車の心配もなく、豪華で美味しい料理を日々堪能させてもらいました。
中央音楽学院の生徒さんの参加者は10名でした。皆とても可愛くて、私達日本人にとても友好的でした。日本語を覚えようとしている生徒さんもたくさんいましたよ。最初、「随分若いけれど、全員中学生?」と思ったのですが、メンバーは中学生(中国は高校も一緒)と大学生と大学院生でした。
6日はリハーサル、7日が本番です。ホールに到着すると、目の前に姜先生の大きなポスターを発見!みんなで「わぁ〜!!」と叫びながらポスターの前で興奮して写真を撮りました。
リハーサルが始まる時、まず伴奏者の曲大衛先生に楽譜を渡しました。「あれ?本番前日に伴奏者に楽譜を渡すの・・。大丈夫かな?」と不安になったのですが、曲先生は楽譜をもらってすぐに完璧に演奏されました。実は先生、作曲科と指揮科で大学を卒業しているマルチな方だったんです。それもトップの成績で。ピアノの練習時間があまり無いので、新しい曲は夜に楽譜を見て覚えているそうです。天才は違いますね。
学生さんの演奏はどれも素晴らしくて、安定感バッチリでした。「藍色星球−地球」は初めて聴く曲だったのですが、不思議な曲で新鮮でした。ピアノ伴奏との合わせが難しい曲のようで、リハーサルの時はピアノのところまで来て、一緒に確認をしながら演奏していました。他には「流浪者之歌」、「雪山魂塑」、「紅梅随想曲」の演奏が特に印象に残りました。
自分の独奏は納得いく出来ではなかったですが、難しいバッハの曲に挑戦したことで、少し前に進めたかな?という気がします。
コンサートの最後は合奏です。先生も一緒に「光明行」と「賽馬」を演奏しましたが、と〜〜っても速かったです。特に光明行が予想していたよりも速かったので、必死で弾きました。弓方向も間違えてはいけないので緊張しました。
コンサート終演後は打ち上げです。宴会会場で円卓を回して、高級白酒を飲みながら「乾杯!」の嵐。一番偉い方々が座るテーブルには、お祝い&ご挨拶の方が来るので、ノンビリ座って食事をすることはできません。毎回立ち上がって乾杯をする、ザ・中国式☆です。更に姜先生は各テーブルで挨拶をされていたので、あまり落ち着いてお食事できなかったかもしれません。
一人の女の子に訊きました。
「毎日、何時間練習するの?」
「8時間!」
凄い☆
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