「張韶老師の二胡講座 上巻 理論編」です。
左:中国語版 右:日本語版(上巻) |
日本語での二胡楽譜は手に入るようになりましたが、二胡全般に関する本は今まで無かったと思うんです。中国語版は一冊ですが、日本語のほうが中国語よりも長いのと、注釈が多いので、日本語版は上・下巻の二冊になりました。
私は中国語版は持っていたのですが、とても内容が濃いので、知りたい項目のところだけをノロノロと訳していました。日本語で読めればどんなに楽だろう・・・、とずっと思っていたので、日本語版が出版されて本当に嬉しいです。
ご尽力くださった井上さん&杉原さん、ありがとうございます。
元々は張先生のラジオ二胡講座テキストが母体になっているそうです。80年代に再編集されたものが出版され、その本がようやく日本語になった、というわけです。
この本の著者である張韶先生には、北京で大変お世話になりました。
先生は二胡や音楽が大好きな方で、二胡に対する情熱が半端ではありません。「楽器を弾いていない時も練習はできます!」と言われたことが忘れられません。電車等で移動している時にもできるビブラート練習方法を教えて下さいました。健身球のような銀玉を二つ手の中で回して、「指のトレーニングをしなさい!」との指導も受けました。先生から頂いた木の玉は今でも私の宝です。
張先生は、小学生に教えるように、ひとつひとつ細かく丁寧に指導して下さいました。
この本は内容が濃いですし注釈もたくさんあります。最初から順に読むよりも、必要な時に必要な項目を読むほうが、無理無く知識が増えていくような気がします。
私もこれからじっくり読んで、知識を深めたいと思います。
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