今晩放送の『OTOBUTAI 法隆寺』に、姜建華先生が出演されます。
楽しみです!
11月23日に行われる華園コンサートのチケットは完売しました!
どうもありがとうございます。
今回、私の独奏は完全なソロです。普段は揚琴伴奏で弾く曲ですが、今回はピアノだけなので、二胡のみで演奏します。
お楽しみに〜
殆どの二胡の弓の端には金属が巻かれています。金属の周りにビニールも巻かれるようになりましたし、最近では、毛を結んだ竹のほうにもビニールが巻かれるようになりました。
弓の端まで弾く場合、竹に巻いたビニールがデンベンにあたって、そこで弓が一瞬止まってしまうんですよね。
金属やビニールは、もともと二胡の弓には無かったので、取り外してみました。
姜先生は「金属を巻いて、毛をきし麺のように平にすると、深くて強い音をだせなくなりますよ」と時々仰いますし。いつから金属が巻かれるようになったかな?と記憶を辿ってみたのですが、確か2011年頃に十三堂楽器の弓を見た時に金属が巻かれていて、幅広のきし麺になっていたのを見て、びっくりしたのを覚えているので、その頃くらいからなのかもしれません。
両弦が同時に鳴ってしまわないように、きし麺にしたのかな?
正しい弾き方をすれば、両弦は同時には鳴らないんですけどね。
まだまだ日中は蒸し暑いですが、夕方は少し涼しくなってきましたね。
芸術の秋!ということで、第19回鎌倉芸術祭に姜先生とお教室の生徒達で参加することになりました。
『姜建華&二胡合奏団・華園コンサート』
日時:2024年11月23日(土) 開演時間:13時30分(開場:13時)
会場:鎌倉芸術館 3階 集会室(JR大船駅徒歩10分)
お近くにお住まいの方や二胡好きの方、ぜひ姜先生の演奏と私達生徒の演奏を聴きにきてください。
近日中に姜先生のホームページにコンサートの詳細が載ると思いますので、お待ちください。それまで、5月5日に開催されました華園コンサートの模様をお楽しみください。
先日、京都に行ってきました。
8月2日に京都で中国民族楽器の国際コンクールが行われますよ、と、審査員長の曹徳維先生からお知らせがきたので、見学に行きました。
参加者のほとんどは中国人の学生さんで、小学生から大学生まで幅広い年齢層でした。二胡以外にも古琴、揚琴、笛、歌、中阮、古箏の演奏がありました。
二胡で1番気になったのは、高音の音量です。音量が大きい人も入れば、音量があまり出ていない方もいて、何が違うのかな・・・?と考えました。楽器の材質の違いもありますが、左肘の位置や、腰やお腹の使い方もあるのかもしれません。
今回は日本人が3名参加していて、『病中吟』、『听松』、『陽光照り輝くタシュクルガン』という難しい曲を弾いていました。皆さん安定した演奏で、相当練習されてきたのだな〜、という印象をうけました。
刺激を受けたので、私もまたコンクールに参加できるようコツコツ練習します!
『長相思』の二重奏を練習しています。
10年以上前に『長相思』のこの↓演奏をCDで聴いて、良い曲だな〜と思い、採譜しました。
https://www.youtube.com/watch?v=OXTKvMiOBZM
『長相思』といえば、李白の詩です。
https://www.youtube.com/watch?v=b6SO_90gXzQ
美しい詩ですね。
6月3日、村田夏帆さんのバイオリン演奏を聴きに、高崎芸術劇場に行ってきました。YouTudeで演奏を聴いてファンになり、生演奏を聴く機会をずっと探していましたが、ようやく聴くことができました。
↓11歳の時のコンクールでの演奏です。審査員の方々も絶賛していますが、演奏技術だけでなく、曲の理解力が半端ないです。
https://www.youtube.com/watch?v=HhYCkvlhl_8&list=PLf8KWzUaV9gQbF14UqyILr67mKPDWq9c2&index=12
17歳になった夏帆さんの演奏は安定感があって、美しい音色でとても素晴らしかったです。特に高音の音がはっきりと美しく出ていて、常に丁寧に練習されているのがわかりました。
コンチェルトを演奏するにあたって、今後の課題は音量だそうです。彼女はとても小柄なので、ソリストとしてオーケストラの音量に負けないような音量をださないといけません。
今後、世界的な大きなコンクールでの優勝を狙っていると思います。引き続きコンサートに行きながら、応援していきたいと思います。
二胡コンサートも終わり、レッスンでは新しい課題曲になりました。
新曲はフランスの作曲家プーランクの作品で、『Les Chemins De L'amour』 (愛の小路、愛の小径) です。絵本『仔象ババール』のために作られた作品『Léocadia』の中の1曲だそうです。
久しぶりにフランス語の歌曲を聴きました。とても美しいメロディで、過去の恋愛を振り返る歌詞が、メロディととても合っています。こういう曲を美しく、しかも悲しげに弾けるようになると、二胡の表現の幅が広がりますね。
姜建華先生のCD『グリーンスリーブス』の中にも収められています。
https://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A008756/VICC-60458.html
様々な歌手の方が歌っています。私はこの方↓の歌い方が好きです。悲しさがよく出ているので。
https://www.youtube.com/watch?v=0CkxhXsHot4
『姜建華&二胡合奏団・華園4thコンサート』は無事終了しました。
ご来場くださいました皆様、どうもありがとうございます。チケット完売のため、断念された皆様、また秋に演奏を行うかもしれないで、お時間がありましたら聴きに来てください。
久しぶりに姜建華先生の生音でのホールの演奏を聴いて、びっくりしました。もの凄い気迫です。東京オペラシティのリサイタルホールは、ピアノや琵琶の音はとても良く響くので、二胡で主旋律を際立たせるのは容易ではないのですが、姜先生は体全部を使って演奏されていました。それでもゲネプロの時は、「ここはピアノと琵琶の音を抑えてくださいね」と何回も最後まで細かく指示をだしていました。
先生と生徒の全体合奏は、先生から早めに暗譜をするように言われていたので、みんな頑張りました。暗譜をしたことで、余裕をもって自分や周りの音をよく聴いたり、姜先生の動きにタイミングを合わせたりすることができました。
二重奏は予想していたよりも難しく、互いの息があまり合わなかったように感じます。誰とでも簡単に会話しながら演奏することができるわけではない、ということを知りました。
姜先生と講師2人の演奏は1番緊張しました。『大河の一滴』を弾いたのですが、出番直前に「小川ではなくて大河ですよ。」と先生から一言。大河のイメージを強く持って演奏を始めましたが、やはり最初は先生の様子を伺う感じで、オドオドしながら演奏してしまいました。でも、先生の動きを見ているうちに、大らかな気持ちでリラックスしながら演奏しなければ、と気持ちを切り替えて演奏できたように思います。ソロは満足いく出来ではありませんでした。残念・・・。
課題はたくさんありますが、姜先生と一緒に演奏ができてとても嬉しかったです。そして二胡が更に好きになりました。
また二胡練習を頑張ります!
『二泉映月』の作者、阿丙(アービン)の故郷は無錫です。『二泉映月』といえば、姜建華先生と指揮者の小澤征爾先生とのお話が有名ですよね。姜先生は演奏後のインタビューで、小澤先生と親交を深めるきっかけになった17歳の時の『二泉映月』の演奏にまつわるお話をされていました。
会場内は殆ど中国語しか聞こえない空間だったので、ここは中国?と錯覚してしまいそうでした。ステージにはとても大きなスクリーンがあって、そこに映し出される映像の色合いもザ・中国!という感じで、派手でした。
5月5日に行われる『姜建華&二胡合奏団・華園 4thコンサート』のチケットが完売いたしました!
前回2019年のコンサート開催時は、目標枚数200枚にあと一枚届かず、199枚だったのですが、今回は同じ会場で満席になりました。とても嬉しいです。
姜建華先生の東京での演奏会は4年ぶりなので、多くの方が楽しみにしていらっしゃるのですね。姜先生のコンサートに生徒も加わるので、生徒は責任重大です。生徒一同気持ちを込めて演奏したいと思います!
先日、十条にある中国屋楽器店さんに買い物に行ったのですが、その時、若い中国人の男性に出会いました。
彼は二胡を調弦し、おもむろに『江河水』を弾きだしました。びっくりするくらい芯のある強い音色で、私には出せない力強い演奏で、とてもお上手でした。
彼は中国の青島出身で現在日本の大学の一年生とのことでした。中国に住んでいる時は、音楽院の生徒さんではなかったそうですが、週末、中央音楽院の教授、厳潔敏先生のレッスンを毎週受けていたそうです。毎週末、青島から北京まで二胡を勉強をするために通っていたとは、、すごいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=P8yUcPOI6I8
実は3月30日に本格的な中国の二胡曲のコンサートを開催するそうなので、聴きに行ってみようと思います。
=======
郭佳慶 第一回リサイタル
日時:2024年3月30日(土) 14時開演(13時30分開場)
会場:芸術家の家スタジオ (東京都品川区上大崎3-14-58 クリエイト目黒1階)
目黒駅から徒歩7分
チケット:3,000円(中国屋楽器店さんで利用できる500円クーポン付き)
二胡:郭佳慶 揚琴:李 鑫怡
プログラム(仮):光明行、空山鳥語、燭影揺紅、洪湖主題随想曲、秦腔主題随想曲 ほか
※お申し込みは中国屋楽器店さんまでどうぞ。
以前、バイオリニストHIMARIさんを紹介しましたが、もう1人の天才少女をご紹介したいと思います。
村田夏帆さんです。
https://www.youtube.com/watch?v=BEy-t-SOc-w&t=768s
初めてインターネットで彼女の音を聴いた時は、弦を擦る音が気になったのですが、今はあまり気にならなくなりました。
彼女の演奏には全く幼さがないのです。小さい時から大人のような演奏をしていたことに驚きます。音の正確さ、リズムの正確さ、フレーズの捉え方、表現など、優れた技術と感性の持ち主ですね。
彼女は現在16歳で、東京音楽大学附属高等学校に特別特待奨学生として通っているそうです。
早く彼女の演奏をコンサートホールで聴いてみたいですし、彼女のインタビューやドキュメント映像も観てみたいです。
5月5日に行われる姜建華先生と華園のコンサートで、姜先生が『二泉映月』を演奏してくださいます。
姜先生のホームページに、小澤征爾先生への追悼文とお二人の出会いの懐かしい映像がありますので、ご覧ください。
2月18日(日)、群馬県高崎市の高崎芸術劇場音楽ホールで開催された二胡コンサートに行ってきました。
霍暁君先生の主催で開催されたコンサートで、霍先生と師匠の曹徳維先生(中国音楽学院教授)の共演や霍先生の楽団の方々との演奏、武楽群先生や龍角散の社長の藤井隆二さん(フルート)との共演もあって、盛りだくさんの構成になっていました。
最初の曲が『漢宮秋月』という通な二胡曲で始まったので、驚きましたが、曹先生の細やかな表現は素晴らしく、曲をご存知ない方でも聴き入ってしまったと思います。
京劇の音楽『夜深沈』(剣舞)の演奏がとても印象に残っています。曹先生は京胡、霍先生は京二胡、霍暁君二胡楽団の方々は、二胡と中胡?低音二胡?で合奏されていました。曹先生と一緒に『夜深沈』を演奏できるなんて、とても羨ましいです。
https://www.youtube.com/watch?v=ELFFxCxdVL0
↑曹先生は、中国音楽学院の学生さんと一緒に演奏しています。揚琴を演奏している女性は、私が中国音楽学院の大ホールで独奏した時に伴奏をしてくれた方です。懐かしい〜。
アンコール曲の「長相思」(朱昌耀作) を胡琴類とフルートで演奏していて、美しいハーモニーとバランスでした。私の生徒さんも東京から聴き行っていて、その方が大好きな曲だったので、とても喜んでいました。アンコール曲はテンポの速い曲を選曲しがちですが、ゆったりとした曲でもよいのですね。
お若い曹徳維先生 |
曹先生のCDとDVDはすべて持っていると思っていたら、見たことのないCDとDVDが販売されていたので、購入しました。
私が持っている京胡は、皮が破れてしまったりヒビが入っていて弾けないので、京二胡を練習してみようと思います。
今日のニュースを見て、びっくりしました。
指揮者の小澤征爾さん(88歳)が、心不全のため6日に都内のご自宅でお亡くなりになったそうです。葬儀は近親者のみで執り行われて、後日、お別れの会を検討しているそうです。
中国は明日が新年(春節)です。中国に帰国されている姜先生は、新年のお祝いをしたくても、今はそんな気分にはなれないでしょう。
小澤征爾先生のご冥福をお祈りします。
☟姜先生と小澤征爾先生の交流の歴史がわかる映像をご紹介します。
姜建華先生の特番(中国)https://www.youtube.com/watch?v=3htoSibbIeA
姜建華先生の「二泉映月」の演奏 https://www.youtube.com/watch?v=e6oBcphFtrg
コンサートのチラシが完成しました!
チケットも発売開始になりましたので、宜しくお願いします!
姜建華 & 二胡合奏団・華園 4thコンサート
・公演日 2024年5月5日(日)(祝)
・開場時間 13:30 ・開演時間 14:00 ・終演時間 15:40(予定)
・出演者 姜建華(ジャン・ジエンホァ/二胡)、楊宝元(ヤン・
長尾博子(ながお・ひろこ/ピアノ)、二胡合奏団・華園(
・作曲者/曲目
黄貽鈞作曲 花好月圓, イギリス伝統曲 Summer is a-comming in(無伴奏), 任光作曲 彩雲追月, 加古隆作曲,大河の一滴 , 加古隆作曲 黄昏のワルツ,ブラームス作曲 ハンガリー舞曲第5番, F.クライスラー作曲 愛の喜び, 坂本龍一作曲「ラストエンペラー」のテーマ,華彦鈞作曲 二泉映月(無伴奏), 陳鋼作曲 陽光耀くタシュクルガン, 呉厚元作曲 紅梅随想曲(こうばいずいそうきょく), 姜建華作曲 故郷熱情, ビゼー作曲 歌劇「カルメン」より, A.ピアソラ作曲 リベルタンゴ, 劉文金作曲 豫北叙事曲, 他
・チケット料金 一般 ¥4,000 (税込) 高校生以下¥2,000 (税込)*主催者のみ取り扱い
・チケットお申し込み&問い合わせ 姜建華胡琴研究会(ジャン・ジエンホァこきんけんきゅうかい)
・問い合わせ先電話番号、メールアドレス 090 8771 3150(安藤) <jfkando@nifty.com>
・電子チケット取り扱い teket
・リンク先情報 https://
・姜建華&華園 Photo Story <https://youtu.be/7X532ew7Qjw>
コンサートのお知らせです。
5月5日(日)14時より、東京オペラシティリサイタルホール(初台)にて『姜建華胡琴研究会二胡教室』の二胡コンサートを開催します!
姜先生と生徒達のコンサートで、姜先生のソロ曲は4曲か5曲あります。私は、全体合奏、講師2人の重奏、先生と講師2人の重奏、ソロ、に参加する予定で、8曲か9曲弾きます。
今回は全曲暗譜!しないといけません。旋律を覚えるのは簡単ですが、弓方向を覚えるのは大変です。合奏の時に弓方向を間違えることは許されないので、今からコツコツ練習しています。
暗譜は大変ですが、上達の近道ですよね。覚えるためにたくさん練習しますし、覚えてしまったら、レッスン中に先生の音や動きを観察する余裕もできます。
チラシはもう少しで完成するそうなので、完成しましたら、またお知らせしますね。
ぜひ、姜建華先生の二胡演奏を聴きに来てください!