2016年10月20日木曜日

嬉しい発見♪

まじめな話♪
姜先生のご指導はとても素晴らしく、それぞれ生徒を観察して、細かく注意してくださるのですが、要求が高度で、生徒はすぐに先生のように演奏できません。でも、先日ある中国人の来日二胡演奏会に行って、少し姜先生が仰っていることがわかりました。

その演奏家は技術も充分あって音もとても美しかったです。高音が特に綺麗で、軽やかな表現も素晴らしかったです。正しい演奏方法で弾いていらっしゃったのですが、重要な物が足りないな、と感じました。圧倒される演奏でもなく、奏者の世界に引き込まれるわけでもなく。。。簡単に言うと魅力や個性が足りない、ということだと思います。

あと、拍感が無い。
姜先生がおっしゃっていた、細かい拍の意識は音楽を表現する上でとても重要なのですね。そして、腰、お腹、肘、体全体で拍を表現することの重要性がわかったような気がします。

拍と関係していますが、弓の動きも重要です。音を出した後の弓の運びや次の音へどうつなげるか、ということ。それは、奏者の歌心や意識から生まれるものだと思うので、いつも感受性は研ぎすましていたいな、と思います。






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