2015年10月13日火曜日

二胡縁・北京での演奏

ニイハオ!無事に北京から日本に帰国しました。長いような短いような4日間でした。
10月10日(土)に北京の中国音楽学院にて二胡縁コンサートが行なわれ、日本からは、二胡愛好家と日本で活躍されている中国人二胡奏者合わせて60名、中国からは学生さんと先生方合わせて80名が参加しました。

ホールの女子用控え室は2部屋なので、着替えをするスペースが無いかも?という心配から、朝ホテルで着物に着替えてからホールに向かうことにしました。同室の生徒に手伝ってもらいながら、なんとか着替えを完了!

会場に到着したら、既に準備が始まっていました。学生さん達が楽器を運び入れたり、垂れ幕をかけたり、忙しくしていました。中国のホールはだいたい舞台全面に造花が置いてありますが、今回はポインセチアがたくさん置かれていました。おめでたい&クリスマス☆が出ていました。

ソロのリハーサルは最初は生音で演奏したのですが、全く音量が出ません(涙)。弾いていて悲しくなりましたが、途中からマイクがセッティングされ、安心しました。

ソロのリハーサルは1回だけでしたが、合奏のリハーサルは時間をかけてじっくり行いました。指導してくださった指揮者の方の年齢に驚きました。なんと77歳☆女性指揮者、黄暁飛先生です。小柄な方なのですが、力強い指揮をされます。
 
指揮者の黄暁飛先生と院生

私の出番は4番目。伴奏を担当してくれた揚琴奏者は吴炫炫さん。16歳くらい?と思ったら、24歳の大学院生さんでした。彼女の演奏は力強く、曲の世界に自然に入れるような演奏をしてくださったので、安心して演奏ができました。

本番では気合いが入り過ぎたせいか、少し力が入った演奏になってしまったような気がします。着物を着ていると、いつものようにお腹と腰に力が入れられないので、少しそこが残念でした。


後半は中国の演奏家さんの番です。新人美人演奏家の譚先生の独奏「第二二胡狂想曲」や院生の三重奏、曹先生の京胡演奏、どれも素晴らしかったです。譚先生はマイク無しでも充分に音量が出ていたので、演奏レベル以外にも、音量で中国の演奏家の方との違いを感じさせられる瞬間でした。
出番直前の丸

最後は中国の学生さんと日本人の合奏です。「花は咲く」は二胡とピアノ、「光明行」と「賽馬」は指揮者と中国音楽学院華夏楽団との大合奏で、総勢140名で演奏しました。二胡以外には、高胡、中胡、揚琴、琵琶、中阮、古筝、笙、打楽器、スオナ、ティンパニ、チェロ、三弦、等が参加していたので、迫力満点です。前奏を聴いていると、後ろから大波が押し寄せてくる感じがして、ワクワクしました。

22時前に無事演奏会が終了して、22時過ぎから北京ダックを食べながら、楽しい宴が開始。緊張から解き放たれたので、いつもよりたくさんお酒を飲んでしまいました〜♪

素晴らしい経験ができた一日となりました。
企画運営してくださった方々、先生方や学生の皆様、生徒のNさん、日本人奏者の皆様、どうもありがとうございます!
日中140名の大合奏♪












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