2014年11月25日火曜日

ムカームとは?

前の記事で書いた「ムカーム」ですが、ムカームとはなんなのでしょう?
私はカマンチャでアゼルバイジャンのムカームを習っているのですが、習い始めた時は、全くわかりませんでした。
ムカーム=旋法 と書いてあります。「旋法」では分かり難いですよね。様々な調がある、ということだと思います。それぞれの調に名前が付いています。私はChahargah rengi, Chahargah tesnifi、Bayati Shirazの中の曲を習いました。
演奏形態は、民族楽器の合奏と歌い手が一緒に演奏します。歌い手は太鼓(フレームドラム)を持って、古くから伝わる詩を朗々と唱います。時には叫ぶように唱ったりもします。ムカーム同士をつなげて演奏すると、長時間になります。ウイグル十二ムカームを全部演奏すると、24時間もかかるそうですよ。
映像がYoutubeにありました。
◆ウイグルのムカーム https://www.youtube.com/watch?v=aKqNzo0JyBc
◆アゼルバイジャンのムカーム https://www.youtube.com/watch?v=r0koy8hHxcA
どうですか?形態は似ていますよね。
ウイグルの楽器、特に右端の人が演奏している擦弦楽器が気になりました。これは、“サタール”という楽器だそうです。13弦あるそうですが、1本しか弾いていないそうです。あとは共鳴用なんですって。
「アジアの音楽図鑑」のページに詳しく載っていました。
音が素敵〜♡あぁ、弾いてみたい〜〜
http://koizumi2.ms.geidai.ac.jp/asia/jp/uyghur/sata/001901.html

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