一本は漂白されている毛で、もう一歩は無漂白の毛です。私は一度も無漂白の毛で弾いたことが無いので、見た瞬間、興奮してしまいました。
今日、松脂を塗って少し弾いてみたのですが、最初の一音を聴いて驚きました。もの凄い音量が出るのです。左耳がビックリ☆。毛の量は普通なのですが、音量はとても大きく、少し荒削りな音です。
弓を持った感じも良く、弾き易いです。まだもう1本のほうは弾いていませんが、音色を聴き比べてみようと思います。
毛を漂白する理由が知りたくなって、少し調べてみました。弦楽器を扱うお店「Magico」さんのサイトに、毛替えのページを発見。馬毛処理の写真や各国の馬毛の特徴について書かれています。
Magico http://www.magico.co.jp/tec.htm
漂白したり、煮たり、蒸したり、かなり毛に負担がかかる作業をしているのですね。お店で弓を選ぶ時、脱色し過ぎた毛を見ることがあります。キラキラと透明な毛です。ああいう毛は漂白し過ぎでしょうか。多分、切れやすいと思います。
音量・音色・耐久性、この三点が判断基準になっていますが、イタリア産やモンゴル産の大きな馬の尻尾は質が良いそうです。
イタリアSPの説明の中に、無漂白毛の特徴が書かれていました。
「・・・ 無漂白で毛の一部に堅い部分も残る見た目にも荒々しい馬毛ですが、コンチェルトなどパワーが必要な場面では最高の力を発揮してくれます。 その反面しっかりとしたボーイングでなければ音色が荒くなって しまうという、弾き手を選ぶ、ソロ上級者向き馬毛です。」
「ストラディ金沢」さんのページにも、毛の処理について書いてありました。
「松田長助商店」さんでは漂白はしないそうです。
http://www.stradi-kanazawa.com/topics/gakkimemo03.html
漂白をしていない毛は引っかかりが良いので、より摩擦力を必要をするコントラバスにされるそうです。
漂白をする理由は何なのでしょう?薬品を使えば、毛が痛んでキューティクルが減りますよね。汚れを落とせるから? ソフトな音色が出るから? 毛を均一にできるから? 用途が増えるから?見た目?・・・・?
漂白したり、煮たり、蒸したり、かなり毛に負担がかかる作業をしているのですね。お店で弓を選ぶ時、脱色し過ぎた毛を見ることがあります。キラキラと透明な毛です。ああいう毛は漂白し過ぎでしょうか。多分、切れやすいと思います。
音量・音色・耐久性、この三点が判断基準になっていますが、イタリア産やモンゴル産の大きな馬の尻尾は質が良いそうです。
イタリアSPの説明の中に、無漂白毛の特徴が書かれていました。
「・・・ 無漂白で毛の一部に堅い部分も残る見た目にも荒々しい馬毛ですが、コンチェルトなどパワーが必要な場面では最高の力を発揮してくれます。 その反面しっかりとしたボーイングでなければ音色が荒くなって しまうという、弾き手を選ぶ、ソロ上級者向き馬毛です。」
「ストラディ金沢」さんのページにも、毛の処理について書いてありました。
「松田長助商店」さんでは漂白はしないそうです。
http://www.stradi-kanazawa.com/topics/gakkimemo03.html
漂白をしていない毛は引っかかりが良いので、より摩擦力を必要をするコントラバスにされるそうです。
漂白をする理由は何なのでしょう?薬品を使えば、毛が痛んでキューティクルが減りますよね。汚れを落とせるから? ソフトな音色が出るから? 毛を均一にできるから? 用途が増えるから?見た目?・・・・?
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