2019年8月1日木曜日

2つの金賞!その2

コンクール会場
二つ目のコンクールは青楽杯です。
コンクールの開催場所は、有明のホテルです。大きな宴会場を、控え室、胡琴類の会場、古箏と管楽器の会場、の3つの部屋に仕切っていましたが、本番の演奏中、控え室で練習する笛子の音がガンガン聴こえてきて、笑えました。

私はホテルに宿泊しました。家からホテルは少し時間がかかるのと、コンクールの順番決め抽選は朝早いのです。着替えも練習も部屋でできますし、出番までのちょっとした練習も静かな部屋でできたので、泊まって正解でした。控え室は殺気立っていて、色々な楽器の音がして、耳がおかしくなりそうでした。



私は海外組17人中10番目で、なかなか良い順番でした。同じ組には日本人や在日中国人もいましたし、男性も多かったです。私は「秋韻」を弾きました。一年前の和歌山開催の時から決めていた曲だったので、予定通り弾くことができました。「秋韻」は豫北や三門峡を作曲した劉文金の作品で、とても旋律が美しいのですが、あまり知られていないようです。演奏は敦煌杯の時より上手く弾けました。会場の雰囲気を知っていたので、あまり緊張しなかったからかもしれません。

海外組が終わると、本場中国の音楽学校に通う優秀な学生さんたちの演奏。学生さんたちの演奏を聴きたくて、たくさんの見学の方が来ていましたよ。年々曲が難解になってきて、聴いたことのない曲が多かったです。

演奏後、すぐに結果発表!私は金賞をいただきました。ほっ。
いつもは賞状と審査員の講評が書かれた紙をもらえるのですが、今回はありませんでした。残念。でも審査員全員から、親指を立てながら「イイね!」をしてもらえたので、最高に嬉しかったです。

大好きな曹徳維先生と




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