“中胡”は二胡と見た目は同じですが、二胡よりも大きくて弦も太いので、音が低いです。大合奏の時には中低音を担当するので、“中胡”なのです。もともと中胡は伴奏担当楽器でした。しかし有名な胡琴奏者の劉明源先生が、1956年に初めて中胡のための曲を作曲。それが今回私が弾く“草原上”です。モンゴルの草原の情景を描いた名曲です。今回は太鼓ではない可愛い打楽器と一緒に演奏します。叩いてくださるのは、私のカマンチャの弟子!船原徹矢さん。彼が叩くその可愛い打楽器にも注目してくださいね(^^)
次に“高胡”について説明します。高胡は香港やマカオ辺りの広東音楽の演奏には欠かせない楽器で、主旋律を担当しています。音色は少し鼻にかかったような高音です。二胡よりも小さなボディ!1920年頃に呂文成という広東音楽の作曲家が、二胡を改良して高胡を作りました。高胡の奏法は独特です。筒が円いものは両腿の内側に挟んで演奏します。二胡と同じように演奏する高胡もあります。
今回のコンサートでは、呂文成が作曲した“平湖秋月”という美しいメロディの曲を演奏します。浙江省杭州市の西湖でのお月見体験から生まれた曲です。
私の高胡の師匠(曹徳維先生)の演奏がこちら。
https://youtu.be/SdgGGVXIvo0
丸小野 智子 二胡コンサート ~西から東へ 胡琴の旅~
日時: 2019年4月21日(日) 19時開演(18時開店)
会場:音や金時 住所:東京都西荻北2−2−14喜志コーポB1 tel:03-5382-2020
ライブチャージ:¥ 2700 (オーダーもお願いします)
◆ご予約の必要はありません。直接お店にお越し下さい。
お問い合わせ先: marumaruono@gmail.com
主催:みやび会
https://youtu.be/SdgGGVXIvo0
丸小野 智子 二胡コンサート ~西から東へ 胡琴の旅~
日時: 2019年4月21日(日) 19時開演(18時開店)
会場:音や金時 住所:東京都西荻北2−2−14喜志コーポB1 tel:03-5382-2020
ライブチャージ:¥ 2700 (オーダーもお願いします)
◆ご予約の必要はありません。直接お店にお越し下さい。
お問い合わせ先: marumaruono@gmail.com
主催:みやび会
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