2024年5月24日金曜日

愛の小路

二胡コンサートも終わり、レッスンでは新しい課題曲になりました。

新曲はフランスの作曲家プーランクの作品で、『Les Chemins De L'amour』 (愛の小路、愛の小径) です。絵本『仔象ババール』のために作られた作品『Léocadia』の中の1曲だそうです。

久しぶりにフランス語の歌曲を聴きました。とても美しいメロディで、過去の恋愛を振り返る歌詞が、メロディととても合っています。こういう曲を美しく、しかも悲しげに弾けるようになると、二胡の表現の幅が広がりますね。

姜建華先生のCD『グリーンスリーブス』の中にも収められています。

https://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A008756/VICC-60458.html

様々な歌手の方が歌っています。私はこの方↓の歌い方が好きです。悲しさがよく出ているので。

https://www.youtube.com/watch?v=0CkxhXsHot4



2024年5月7日火曜日

コンサート無事終了!

『姜建華&二胡合奏団・華園4thコンサート』は無事終了しました。

ご来場くださいました皆様、どうもありがとうございます。チケット完売のため、断念された皆様、また秋に演奏を行うかもしれないで、お時間がありましたら聴きに来てください。 

久しぶりに姜建華先生の生音でのホールの演奏を聴いて、びっくりしました。もの凄い気迫です。東京オペラシティのリサイタルホールは、ピアノや琵琶の音はとても良く響くので、二胡で主旋律を際立たせるのは容易ではないのですが、姜先生は体全部を使って演奏されていました。それでもゲネプロの時は、「ここはピアノと琵琶の音を抑えてくださいね」と何回も最後まで細かく指示をだしていました。


先生と生徒の全体合奏は、先生から早めに暗譜をするように言われていたので、みんな頑張りました。暗譜をしたことで、余裕をもって自分や周りの音をよく聴いたり、姜先生の動きにタイミングを合わせたりすることができました。

二重奏は予想していたよりも難しく、互いの息があまり合わなかったように感じます。誰とでも簡単に会話しながら演奏することができるわけではない、ということを知りました。

姜先生と講師2人の演奏は1番緊張しました。『大河の一滴』を弾いたのですが、出番直前に「小川ではなくて大河ですよ。」と先生から一言。大河のイメージを強く持って演奏を始めましたが、やはり最初は先生の様子を伺う感じで、オドオドしながら演奏してしまいました。でも、先生の動きを見ているうちに、大らかな気持ちでリラックスしながら演奏しなければ、と気持ちを切り替えて演奏できたように思います。

ソロは満足いく出来ではありませんでした。残念・・・。

課題はたくさんありますが、姜先生と一緒に演奏ができてとても嬉しかったです。そして二胡が更に好きになりました。

また二胡練習を頑張ります!