2月18日(日)、群馬県高崎市の高崎芸術劇場音楽ホールで開催された二胡コンサートに行ってきました。
霍暁君先生の主催で開催されたコンサートで、霍先生と師匠の曹徳維先生(中国音楽学院教授)の共演や霍先生の楽団の方々との演奏、武楽群先生や龍角散の社長の藤井隆二さん(フルート)との共演もあって、盛りだくさんの構成になっていました。
最初の曲が『漢宮秋月』という通な二胡曲で始まったので、驚きましたが、曹先生の細やかな表現は素晴らしく、曲をご存知ない方でも聴き入ってしまったと思います。
京劇の音楽『夜深沈』(剣舞)の演奏がとても印象に残っています。曹先生は京胡、霍先生は京二胡、霍暁君二胡楽団の方々は、二胡と中胡?低音二胡?で合奏されていました。曹先生と一緒に『夜深沈』を演奏できるなんて、とても羨ましいです。
https://www.youtube.com/watch?v=ELFFxCxdVL0
↑曹先生は、中国音楽学院の学生さんと一緒に演奏しています。揚琴を演奏している女性は、私が中国音楽学院の大ホールで独奏した時に伴奏をしてくれた方です。懐かしい〜。
アンコール曲の「長相思」(朱昌耀作) を胡琴類とフルートで演奏していて、美しいハーモニーとバランスでした。私の生徒さんも東京から聴き行っていて、その方が大好きな曲だったので、とても喜んでいました。アンコール曲はテンポの速い曲を選曲しがちですが、ゆったりとした曲でもよいのですね。
お若い曹徳維先生 |
曹先生のCDとDVDはすべて持っていると思っていたら、見たことのないCDとDVDが販売されていたので、購入しました。
私が持っている京胡は、皮が破れてしまったりヒビが入っていて弾けないので、京二胡を練習してみようと思います。