劉天華先生作曲の「病中吟」を久しぶりに練習しています。
作曲家、劉天華先生の貴重な録音音源があるので、久しぶりに聴いてみましたが、私が10年以上前に北京で張韶先生に習ったものとは少し違います。張韶先生は、劉先生のお弟子さんのお一人からこの曲を習ったそうなのですが、ひとり指導者が間に入ると、かなり違うものになるのだな、と感じました。当たり前ですけどね。
劉天華先生の演奏には、楽譜に書かれていないポルタメントが数カ所入っています。ポルタメントの多様にはどんな意味があるのか? どうして楽譜には書かなかったのか?
気になります。
劉先生のお嬢さん劉育和さんが編集されたこの本↓を読みながら、考えます。