まずは敦煌杯。敦煌杯の日本での開催は初めてでした。7月24日と25日にコンクールが開催され、25日に結果発表。年齢ごとに5つの部門に分かれていて、各部門の1位には二胡が授与されました。私は中年の部で一位だったので、二胡をいただきました。やった!スポンサーは「上海民族楽器一廠」という中国の有名な民族楽器の会社です。賞品の二胡がどんな二胡なのかは、弾いてからのお楽しみ〜!
26日は敦煌杯コンサートが行われて、審査員の方々、コンクール優勝者、そして中国から朱昌耀先生と孫凰先生が来日され、素晴らしい演奏を披露してくださいました。会場は憧れの紀尾井ホール。生の二胡の音色はとても美しかったですし、それぞれの楽器の特徴がよくわかりました。
孫さんの演奏は格別でした。チゴイネルワイゼンのゆっくりとした前半が特に素晴らしかったです。後半はピアノの音が大きかったので、やや二胡の音が聴こえにくかったです。リハーサルの時からピアノの蓋のことが気になっていましたが、本番でもピアノの蓋は全開にしていました。音量バランスって難しいですね。
コンクール参加者の中から希望者は、コンサート最後の大合奏にも参加させてもらえました!みんなで「光明行」と「賽馬」を弾きました。私はコンクールの成績が良かったからなのか、立ち位置がセンターになってしまい冷や汗をかきました。賽馬の弓方向が怪しいからです。リハーサルでなんとか思い出し「光明行」は落ち着いて弾いていたのですが、最後の曲の「賽馬」の演奏前に、弦が駒から外れていることに気がつき、直していたら、出だしを出遅れました!大失態。
合奏団の衣装は上が白、下が黒でした |
腰痛や四十肩、しびれなどがあって、コンクールに参加できるかな?どうかな?と思っていましたが、緊張のおかげで痛みも感じずに無事演奏ができました。演奏が終わると激痛でしたが。。。ま、それも含め、良い思い出になりました。