CDタイトルとは違い、実際は二胡の独奏ではありませんでした(笑)伴奏有り。伴奏は中国音楽学院室内楽団で、奥様の黄暁飛先生が編曲と指揮をされています。
最初の曲「病中吟」の出だしを聴いた途端、約12年前に北京で張韶先生からこの曲を習った時のことを思い出しました。「先の見えない中国の現状を憂い、悩み、苦しむ。。。その気持ちを表現しなさい!」。圧のあるビブラートをかけることを知ったのは、この時でした。後半の速くなるところでは、「奮闘〜!!」と先生が威勢よく仰って、日本語みたい!とびっくりした記憶があります。懐かしいな〜。
安先生の「病中吟」は素晴らしいです。張先生もすでにお亡くなりになっているので、お二人の「病中吟」はもう聴けないけれど、私自身が安先生のように演奏できたらいいな〜、と思いました。自分のソロコンサートで弾いてみようかな。