2018年6月19日火曜日

安先生の病中吟

最近、頂いた素敵なプレゼントを開封!それは、中国音楽学院教授の安如砺先生の記念ボックスアルバム☆ 劉天華の二胡曲10曲が収められています。安如砺は私の師匠、姜建華先生の先生ですから、大先生ですね。
CDタイトルとは違い、実際は二胡の独奏ではありませんでした(笑)伴奏有り。伴奏は中国音楽学院室内楽団で、奥様の黄暁飛先生が編曲と指揮をされています。

最初の曲「病中吟」の出だしを聴いた途端、約12年前に北京で張韶先生からこの曲を習った時のことを思い出しました。「先の見えない中国の現状を憂い、悩み、苦しむ。。。その気持ちを表現しなさい!」。圧のあるビブラートをかけることを知ったのは、この時でした。後半の速くなるところでは、「奮闘〜!!」と先生が威勢よく仰って、日本語みたい!とびっくりした記憶があります。懐かしいな〜。

安先生の「病中吟」は素晴らしいです。張先生もすでにお亡くなりになっているので、お二人の「病中吟」はもう聴けないけれど、私自身が安先生のように演奏できたらいいな〜、と思いました。自分のソロコンサートで弾いてみようかな。






2018年6月15日金曜日

バイオリン練習曲はなかなかよろし

上下巻
最近練習を開始した練習曲集(五線譜)があります。西洋のバイオリン練習曲を二胡用にしているもので、大好きな曹徳維先生が編集しています。

二胡練習曲にありがちな、ただただ苦しく退屈なものではなく、メロディに流れがあって違和感がないです。楽譜には指つかいがあまり書いていないので、自由に決められて、私にとってはとても練習しやすい!!

曹先生が教えている大学生さんは、皆さんこの練習曲を勉強しているそうです。6番から難しくなってきて、四苦八苦していますが、諦めずに下巻の最後まで頑張りま〜す!