2018年5月31日木曜日

広東音楽の素晴らしさ

只今、広東音楽を勉強中!高胡を練習しています。
広東音楽の主役は、二胡ではなくて高胡。鼻にかかった高い音の楽器です。演奏方法が独特で、腿の間に挟んで演奏するタイプと、挟まないで演奏するタイプの2種類の高胡があります。私の楽器は挟む方です。
https://www.youtube.com/watch?v=8blgdI-wlbM

高胡の音色も好きなのですが、低音が魅了的な椰子胡の音色も良いですね〜。中胡とも違う魅力的な音色。欲しいな〜椰子胡。よく映像をご覧ください。駒が貝殻何ですよ。
https://www.youtube.com/watch?v=Q2xcnIFbgao

禅院鐘声」を姜先生のCDで椰子胡の音色を聴いてから好きになって、いつか演奏してみたいな、と憧れ続けています。なかなか中国の楽器屋さんでみないんですよね、椰子胡。そうそう、姜先生のCDでの曲タイトル、禅 が 蝉という漢字になっているのが残念・・・・。ミーン、ミーン♪


2018年5月10日木曜日

亡命した作曲家

急に寒くなりましたね。風邪をひいてしまいました。

連休は久しぶりに姜先生とご主人の楊先生(琵琶)の演奏を聴きました。ラフォルジュルネの演奏会です。会場は池袋の東京芸術劇場シアターウエスト。コンサートホールではなくて、小さめな劇場でしたが、姜先生はマイク無しで演奏されていました。さすが!舞台にはちゃんとマイクは用意されていましたが、お二人共使っていませんでした。

今回のイベントタイトルは「モンド·ヌーボー 新しい世界へ」。先生は、亡命した元中国人作曲家の作品を演奏して下さいました。馬思聡さんと吴厚元さんの作品でした。殆ど初めて聴く作品ですが、どれも美しいメロディでした。琵琶とのバランスや掛け合いも良かったです。でも、元々バイオリン用作品なので、高音が沢山でてきます。二胡では高音の音量は出し難いから、盛り上がりの表現が大変そうでした。

姜先生の姿勢の良さは半端ないです。姉から、トモちゃんは演奏中の姿勢が悪過ぎ!といつも注意されているので、姜先生を見習います!