2015年9月28日月曜日

米沢演奏のリハーサル

今日は、来月の仕事の為の合わせ練習を、ピアニストの方のご自宅で行ないました。
中国から帰国してすぐに米沢で演奏するので、来月始めには完成しておかないといけません(汗)

その方のレッスン室はご自宅に隣接していました。ご自宅のピアノ以外にも、Rolandの電子ピアノを数台お持ちだそう。Newモデルがでると、欲しくなってしまうそうです。

すぐになんでも演奏できてしまう素晴らしい方でした。例えば1番と2番でアレンジをきちんと変えてくださるので、繰り返しても単調になりません。盛り上がりも華やかにしてくだいます。
良い演奏とは「互いが演奏をしながら問いかけができて、それに答えることができる」そういうことなのだな〜、と今回も感じました。今日は互いにメッセージを交換できたと思います。

あともう1回二人で練習をします。
次回も楽しみです♪



曹徳維先生とお揃い弓♡

昨日、弓を替えてみました。

知り合いが、曹徳維先生が使用している弓と同じ弓を曹先生から大量に仕入れた!ということで、早速GETしました。

この弓は、竹に模様があるのが特徴で、“鳳眼”と呼ばれているそうです。弓を引っ掛ける魚の形ところに「柳氏琴弓」と書かれていました。

曹先生のような綺麗な音色がだせるかな〜☆、とワクワクしながら松脂を丁寧に塗り、弾いてみました。
音は綺麗です。竹は硬め。持ち手のビニールの部分が短いので、薬指がかなり弓の毛に触れてしまいます。惜しい!「ここが・・・だったらな〜」が始まりました。二胡の弓は、全部が満足◎、ということがなかなか無いんですよね。一長一短なのです。
一日弾きましたが、まだ慣れないです。この弓は慣れるまで少し時間がかかるようです。

この弓の価格、かなり高いんですよ。当然中国でも高いです。中国サイトで弓の値段を見ると、どれもかなり高くなっています。日本での価格もグングン上がるわけですね。
松脂を塗らなければ何年でも置いておけるので、今のうちに、お気に入りの弓は多めに購入したほうが良いな、と思いました。

2015年9月22日火曜日

四川の人形劇公演

もうひとつお知らせがあります。
10月23日、24日、25日に、飯田橋にある日中友好会館にて四川の人形劇が観られます!

「第25回中国文化之日 四川棒遣い人形劇-資中木偶(しちゅうでく)劇団来日公演」

日中友好会館の人形劇公演のページ
http://www.jcfc.or.jp/blog/archives/7035

習字をする人形が可愛いです〜♡

早速、チケットをGetしました。

本場の皮影を観られますよ!

お知らせ
神谷町にある「東京中国文化センター」にて、9月24日(木)の16時半から、中国の伝統芸能、“皮影”を観ることができます。

皮影の展示会が9月24日から10月2日まで行なわれ、そのオープニングイベントで皮影が上演されます。国宝の方が来日されるそうなので、期待大です。
これは観ないと!

東京中国文化センター
http://tokyo.cccweb.org/jp/

入場無料です。



2015年9月16日水曜日

中国大使館での二胡演奏♪



今日は、中国大使館で行なわれた「錦秋交流の夕べ」というパーティーで二胡演奏をしてきました。
事前に都知事を迎えてのパーティー、と聞いていただけだったので、大使館に入って、初めて屋外パーティーだということを知りました。天気も良く、風を感じながら綺麗な芝生を見ながらの演奏は、気持ちが良いです。

リハーサルは15時過ぎから1時間半くらい。
パーティーのスタートは18時半からだったので、演奏は夜です。
その間に軽く食べて、着替えて化粧をしました。そうしたらあっという間に開始の時間です。

今回のメンバーは女性6名。中国の古筝と二胡の共演でした。衣装は中国の方はチャイナドレス、私達は浴衣です。

野外演奏で困ることがあります。
それは蚊と風です。風は、いきなり強く吹いてくるので、楽譜がめくれたり落ちたりして、焦りました。クリップで何カ所も留めました。

「喜洋洋」を演奏した後に、舛添知事が私達のところに来てくださって、一緒に写真を撮りました。「難しいんでしょう?何年やってるの?」と尋ねられ、近くに居た私と相方の小沼さんと二人で、「16年です!」「18年です!」と答えました。知事は二胡がお好きのようで、真剣に聴いていらっしゃいましたよ。表情が恐めな印象がありましたが、終止笑顔でした。


曲数は6曲。
オープニングに全員で「喜洋洋」、その後古筝の独奏、二胡の独奏の後、全員で「花は咲く」、「北京有個金太陽」、「賽馬」を弾きました。

演奏後はパーティー会場で食事を楽しみました♡
中華料理や寿司、羊肉串、自動車移動販売のクレープ屋まであって、大興奮です。たくさん食べちゃいました。

滅多に行かれない場所で演奏ができて大満足です。
とても楽しい一日でした〜☆
















2015年9月12日土曜日

半音階の嵐・新賽馬

「新賽馬」をレッスンで教えることになりました。
https://www.youtube.com/watch?v=TmZdbcIcy34



演奏者は「賽馬」を改編したお二人、陳耀星さんと息子の陳軍さんです。
猛烈速くて、早回ししているのかな?と思ってしまいました。後ろの旗が自然な動きなので、していないかも。
左側のお父様は、私が北京で演奏する曲「陝北抒懐」の作者です。音色に艶がある素晴らしい演奏家で、作曲の才能もある希有な二胡奏者さんだと思います。

私は、あまり知名度が無い原曲の「賽馬」と、有名な短い「賽馬」の2バージョンしか弾いたことがありません。演奏会では中国人奏者が「新賽馬」を時々演奏しますが、途中で半音階がくると「これって馬の競争シーンと関係ある?微妙・・」と心の中で呟いていました。原曲の「賽馬」は激しさはあまり無いのですが、美しい旋律で、カデンツァも叙情的なんですよね〜♪どうして、皆さん演奏しないのでしょう?

姜先生のレッスンの時に、半音階を生徒が弾いているのを教室の隅で聴いていたのですが、頭が痛くなってきました。「難しそう・・」そう感じながらレッスンを終え、次の日、家で半音階を弾いてみました。
しかし、実際に弾いてみると意外に簡単でした。あるパターンを半音ずつ上がりながら繰り返すだけなので。ひと安心。でもこういう部分が苦手な人は多いです。音がズレても分かり難いので、きちんと音をとれるような練習をさせないといけません。

重要な音だけをピッチアップして、音を正しくとりながら、正しい音を記憶してもらえるような練習曲を作っています。楽譜は次回の基礎レッスンまでに作りますので、皆さんお待ちくださ〜い!


2015年9月8日火曜日

江河雲夢

久し振りの姜先生レッスンがありました。
発表会後の最初のレッスンだったので、「新曲は何になるのだろう・・?」とワクワク&ドキドキしながら教室に向かいました。

私が参加している班の新しい課題曲は「江河雲夢」。DVD等で聴いたことはあるのですが、メロディーが思い出せません。
知らない曲&しかも数字譜。私にとってこれが一番の恐怖です。
この曲は転調が多いので、「五線譜だったらよかったな・・・」と思いながら必至に弾きました。家に帰ってDVDを観たのですが、メロディーをすぐに覚えられそうにありません。どうしたものか・・・。

私が持っているDVDの映像がYoutubeにありました。宋飛さんが、安如砺先生の最後の演奏会で演奏したものです。

https://www.youtube.com/watch?v=YZjFadJajnQ

曲のイメージを掴めないと弾けないので、まずは曲の内容を調べてみます!

この映像はこのDVDからです。前のブログにDVDについて書きました。
http://marumaruono.blogspot.jp/2012/10/blog-post.html

映像を観ていて気がついたのですが、10月10日に私はこの会場でソロ演奏します。
猛練習しないと〜(汗)

2015年9月2日水曜日

弦を替えました

この時期はジメジメとして二胡の音もなんだか冴えない感じがしますね。気分転換に、今まで使ったことの無い弦に張り替えてみました。

この弦は太めです。左指のタッチですが、今まで使っていたレッドドラゴンとあまり変わらないような感じがします。

弦を替えて、千斤も綿の細いものに替えてみました。千斤と棹の距離も微妙に変化したので、音色もそれまでとは少し違います。理想の音に近づけるため、駒も別のものにチェンジしました。

こういう作業は楽しいですが、「雑音が出るかも?変な音になるかも?」というドキドキもありますね。内弦の第二ポジションのAの音が、アップ弓の時に度々高音がでてしまったので、弦を伸ばしたり、フェルトの厚みを何度も調整したりして、汗だくになりました。二胡はこういうところも難しですね〜。

ところで、この袋にそっくりなFang Fangの金色袋の弦がありますけど、それと同じなのでしょうか?謎です。