2012年11月30日金曜日

トルコ大使館で授賞式♡

Merhaba!
1月にトルコ大使館で「私のトルコ」コンテストの授賞式があるそうです!!

「パスォーマンスを披露して頂けますか?」とトルコ文化センターの方からメールが来たので、「はい!」とお返事しました。

とても楽しみです〜♡ どんな服を着よう〜〜☆
コンテストで着た赤いワンピースも良いけれど、この前蚤の市で買った緑のガウンを、スルタン風衣装に作り直そうかな〜。

せっかくの機会なので、挨拶くらいはトルコ語でしたいです。
トルコ語でも少し勉強してみますかね。

今、私が知っているトルコ語は、

Merhaba! Adim Tomoko Maruono.(こんにちは。私は丸小野智子です。)

のみです。コンテストでは、ここまでトルコ語で挨拶をして、その後に「これ以上はトルコ語を話せません・・。」と日本語で言ったのですが、審査員の方々は少し笑っていました。

もう少し話せるようになりたいです!
「今日は、中国楽器の二胡で・・・を演奏します。」は、どのように言うのでしょう?

[今日のひと言 ]
Tuvalet nerede? トイレはどこですか?

Teşekkür ederim ありがとうございます

「トルコ情報ひろば」より
http://torukohiroba.jp/blogs.php?action=show_member_post&ownerID=11&post_id=21&blogID=11

2012年11月26日月曜日

コンテストで入賞☆

24日にコンテストに参加しました。
「第7回私のトルコ」コンテストです。

今日、メールで結果が届きました。
結果は第3位・・・。
う・・・ん、微妙です。

1位の賞(トルコ旅行券☆)狙いで応募したので、ちょっと残念な結果でした。
3位は「3ヶ月のオヤ講習無料券」を頂けるそうです。

オヤとはトルコの伝統工芸で、レース編みですね。
「トルコのオヤ糸屋さん」で可愛いネックレスを発見!!
http://oyaito.ocnk.net/product/4011
こういうものを編めるようになりたいですが、これは難しい技を使っているそうなので、3ヶ月では無理そうです(笑)

このコンテスト、部門がたくさんあるんですよ。
他には語学、料理、写真、絵画。

私はパフォーマンス部門に参加しました。トルコに関するパフォーマンスを行う部門です。舞踊も歌も楽器演奏も芝居も一緒なので、採点はどのようになっているのか??でしたが、私は二胡でトルコの曲を演奏しました。

1曲目はトルコ軍楽隊の行進曲「CEDDIN DEDEN
2曲目は「Hicazkar Oyun Havasi」(ヒジャールキャル音階の踊りの曲)

太鼓があると盛り上がるのですが、一人参加なのでそれも出来ず・・・、どうすべきかを随分と考えました。
ウズベクダンスで手首に付ける鈴があるゾ!と思い出し、足首用に作って、右足に鈴を付けて演奏することにしました。ナイスアイデアでしょう〜♪

二胡で有名なトルコの曲といえば・・・?
女子十二楽坊が演奏して有名になった「自由」があります。

「自由」も候補曲にしましたが、一緒に参加する二胡友がその曲を演奏する予定だったので、私は弾きませんでした。女子十二楽坊の曲は少し編曲されていて、トルコ色が薄まって、途中から中国曲風になっているように感じます。私はトルコ版が好きな曲なので、この曲の練習も続けてみます。

今度、表彰式が行われるそうです。もしかするとトルコ大使館であるのかも?なので、ワクワクしています。受賞者演奏をするかもしれないので、今からまた練習しま〜す♪


2012年11月25日日曜日

楊悦さんにLOVE♡

今日は、二胡演奏を聴きに四谷区民ホールに行ってきました。
劉長福先生と先生の門下生の女性3名(林感さん、楊瀾さん、楊悦さん)による二胡コンサートです。丸は、最前列の一番指が見易い位置に陣取り、食い入るように観察しましたよ。

お三方それぞれとても御上手でしたが、特に楊悦さんの演奏に魅了されました。
音色が私好み♪というのもありますが、全くブレないことに感動と感激しました。

☆体 ☆弓 ☆棹 すべてがブレないんですよ〜。

「引子与回旋随想曲」は私の憧れの曲ですが、最後の難しいパッセージも「楽勝〜♪」という感じでした。多分、どんな難曲でも彼女は楽々と演奏してしまうのでしょう。

他に気になったことは、左指の第一関節がしっかり曲がっていたことです。楊さんの指は細くて長いのですが、しっかり曲げているので、タッチが強く、1音1音クリアに聴こえました。

これから第一関節に注目してみようと思います!

楊悦さんを調べてみたのですが、同性同名の別の二胡奏者さんしか発見できませんでした。その方も30代の女性で、同じ中央音楽学院卒です。

楊悦さんは20代でスラッとした細身の女性です。今年、修士課程に推薦で上がったそうですよ。一般教養のほうも成績優秀!とのこと。☆凄い☆

当たり前ですが、御上手な方の斉奏って、と〜〜っても聴き易いですね。
アンコールで劉先生が編曲した「赤とんぼ」を3名で演奏したのですが、非常に美しかったです。耳の浄化ができました。
帰り道に「あそこまで上手な演奏家の斉奏を、この先いつ聴く事ができるだう・・・?日本では、もう聴けないかも・・・。」と思い、少し寂しくなりました。

また聴きたいです〜♪



2012年11月23日金曜日

琴会

寒くなってきましたね。
今日は腰にカイロを貼りました〜。ヌクい♪

今日は、池袋の自由学園明日館にて行われた栂尾亮子さんの第四回霜月の琴会に行ってきました。

とても素晴らしい演奏でした。さすが琴歴20年の演奏☆
音色も柔らかく、気負いの無い演奏に感動しました。

皆さんにも聴いてもらいたいのですが、琴の演奏会は日本ではあまり行われていないみたいです。琴は人に聴かせる楽器ではないですし、音量も小さいので、広まり難いのでしょう。

琴は元々は中国の楽器で、古琴とも七弦琴とも呼ばれています。
箏とは違い、柱はありません。
3000年以上前から存在する、歴史有る楽器なんですよ。

琴(古琴) 上:表 下:裏










貴族や文人が、昔から嗜みとして練習してきました。
中国詩の中にも、たびたび琴が出てきます。
今日、栂尾さんが紹介してくださった李白の詩です↓

両人対酌山花開 
一杯一杯復一杯
我酔欲眠卿且去
明朝有意抱琴来

☆豆情報☆
現存する一番古い琴の楽譜は、中国ではなく日本にあるんですよ。
東京国立博物館に所蔵されていて、国宝になっているそうです。

私も2年半くらい琴を習いましたが、「平沙落雁」を弾いているうちに左親指間接が痛くなってしまい、今年は殆ど琴を練習しませんでした。。。。
痛みが無くなったので、基礎練習からまた始めようかな〜〜♪





2012年11月15日木曜日

黄土高原に緑を!!

深夜、NHKの地球イチバン「地球でイチバン荒れ地と闘う人たち〜中国・黄土高原」という番組を偶然観ました。

陝西省は黄土高原の一部です。

私は陝西省の辺りの民謡が大好きなので、私はこの辺りの映像を観ると、釘付けになってしまいます。音楽と風土は深い関係がありますから、どうしても観てしまうんです。

黄土高原は厳しい環境の土地です。降水量は少なく、しかも夏に集中的に降ります。土は

粒子が小麦粉のように細かいので、土砂崩れ等が頻繁に起こるそうです。土砂が崩れる
と、農作物がダメになってしまうため、農民はずっと苦しい生活を強いらてきました。


番組では、その問題を解決しようと50年も尽力された朱序弼さんという男性を紹介していました。朱さんは、土砂崩れを防ぐために傾斜地に植物を育てるのですが、そこに植える根の長い草を探すことは大変だったそうです。長年中国各地を探し回って、ようやくシャーダ—ワン(和名「ムラサキモメンヅル」)という植物を発見しました。

シャーダーワンは根が最大3mにも伸びる植物だそうです。

「その草を探すのは、サバクで針を探すようだった。」という朱さんの言葉が印象的でした。

山の斜面に種を蒔くのですが、その方法に驚きました。

植物の種と水を混ぜた土を小さいペットボトルに入れて持ちます。綱を腰を巻いて、斜面を降りながらその土を斜面に打ち付ける、というものです。
う〜〜ん、危険いっぱい〜〜(汗)

乾燥した土が露出したままの村もあれば、朱さんの努力で緑地化に成功した村もあります。その映像を観ながら、緑のありがたさをあらためて感じました。


地球イチバン「地球でイチバン荒れ地と闘う人たち〜中国・黄土高原」

http://www.nhk.or.jp/ichiban/backnumber/b04/index.html#bn

大高洋夫さん(俳優)の記事

http://hido703.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-41c7.html

「地球イチバン」

NHK総合 毎週木曜日 22:00〜22:48
再放送:翌週木曜日 午前1:20〜2:08(水曜日深夜)

黄土高原の厳しさを感じることができるオススメ映画は、「黄色い大地」です☆☆☆





My憧れ曲☆一枝花☆

私が好きな二胡曲の中に「一枝花」という曲があります。

山東省の音楽を元に作られた曲ですが、とてもパンチの効いた曲です。
私が持っている楽譜では、この曲は二胡検定試験の10級(一番難しい)曲として収められいています。

中国版チャルメラである嗩吶(スオナ)という楽器の曲を二胡曲に改編したので、嗩吶の表現が沢山でてきます。でも楽譜には細かい表現全部は書かれていません。だから、楽譜通りに弾いても、その地方の音楽らしさはなかなか出せないのです・・・。

「秦腔主題随想曲」でもそうでしたが、その地方の民間音楽らしさを表現するのは、とても難しいです(汗)。「一枝花」の場合は、1音1音に張りが必要ですし、特に“こぶし”のような唸るような表現が特徴的で、それを二胡で表現するのは至難の業です。

二胡曲には、民間音楽や地方劇で唄われる曲を元に編曲しているものが多いのですが、そういう曲を練習する時は、私はその地方の器楽曲や民謡等をできるだけ聴くようにしています。演奏家の二胡演奏を聴いて勉強するよりも、より完成のイメージがはっきりするので、練習のしがいがあります。

「一枝花」の場合は、嗩吶(スオナ)の曲や、山東省, 河南省, 東北省辺りの民間音楽のCDを聴いています。参考にしているCDは、HUGOから出ている「一枝花」中国吹管楽曲精選(第二集)。姉がプレゼントしてくれたCDなのですが、☆大ヒット☆でした。
上海音楽院卒の劉英さんが管楽器を演奏しています。



いつもお世話になっている「アジアの楽器図鑑」さんには、嗩吶のふきかた」ページがあります。
ここ、なかなか面白いですよ〜♪



2012年11月4日日曜日

真っ赤な「二胡経典名曲伴奏」

最近、カラオケに合わせて二胡練習をしました。
「戦馬奔騰」「草原新牧民」「一枝花」「葡萄熟了」「河南小曲」等です。

使用しているカラオケは「二胡経典名曲伴奏」。


模範演奏とカラオケが収録されていて、CD6枚組です。
中国二胡曲の代表曲が入っています。
伴奏は民族楽器!

しかし、現在は販売されていないみたいみたいです・・・。

このCD、実はかなり難しいんですよ。
購入された方はよくご存知だと思いますが、快速は快速なのです。

つまり、と〜っても速い!!
中華圏の音楽学院で二胡を勉強している方やプロ用のカラオケのような感じがします。

それから、途中でカデンツが入る曲も大変です(汗)
模範演奏と同じように弾かないといけないわけですから、自由のはずが自由ではなくなってしまうんですよね。

もう少しゆっくり弾いてくれたら、沢山の二胡愛好家がこのカラオケCDを使えたのに〜!

少しゆっくり&本来のテンポ、の2バージョン収録カラオケがあると助かるのですが・・・。

MIDIを買って、パソコンで自分用カラオケを作ろうかな〜。




2012年11月2日金曜日

ドイラをゲット☆

強く願うと叶います!

欲しい〜〜!!欲しい〜〜!!!と常に叫んでいると、手に入るものなのですね。
ここ数ヶ月欲しかったドイラというフレームドラスを、ようやく手に入れることができました☆☆☆

あまりに嬉しかったので、帰りに歩きながら叩いてしまいました。
猫が「なぬっ??」と立ち止まり、こちらを凝視していました。

新疆のドイラ&ウズベクじい様人形
知人が「牧羊女」の二胡伴奏用に中国から輸入したのですが、その舞台が終わり、次に蛇革のドイラを注文したそうです。「丸がそんなに欲しいならば・・・」と、このドイラを安く譲ってくれたのです。

イェ〜イ!

ウズベクダンスで使用している曲の中に、ドイラの音だけの曲があります。それはとてもシンプルなのですが、踊りはとても難しく、アザだらけになりながら練習しました。

その曲を聴いてから打楽器の魅力にはまり、叩きたくなり、必死で探し・・・・、ようやく楽器を手に入れる事ができた、というわけです。


ウズベク曲だけでなく、二胡の人気曲、「葡萄熟了」や「牧羊女」のような新疆二胡曲の伴奏でも使えるので、練習してみますね!


丸の薦め演奏はコレ↓
ウズベキスタンのマエストロお二人による、ドイラ&タール演奏です。阿吽の呼吸ですね。
おじいちゃんも左利きなので、参考になります。



こんな風に脱力で演奏できたらな〜〜〜♪